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2023/02/03

「嫌悪施設」の近くにある家、松山市で売却は可能?

「嫌悪施設」の近くにある家、松山市で売却は可能?

家の売却を検討しているものの、墓地や工場といったいわゆる「嫌悪施設」が近くにあると、望むような売り方ができるか心配になるかもしれません。実際、嫌悪施設が付近にある場合はいくつかのポイントに注意する必要があります。そこで今回は、家が「嫌悪施設」の近くにあっても売却できるのか、売る際に注意すべきことは何かについて解説します。

 

◎嫌悪施設って何?

嫌悪施設とは、近隣住民からその存在を嫌われる施設です。嫌悪施設に厳密な定義はなく、地域や時代によって基準が異なるケースがあることは把握しておかなければなりません。現在、嫌悪施設として扱われる施設は以下の通りです。

 

●騒音や振動が発生する施設

騒音・振動が発生する施設は、嫌悪施設として扱われます。車が猛スピードで走る高速道路や大きな道路、飛行場、鉄道などがこれに該当するでしょう。また、作業音の発生する工場も嫌悪施設となります。

 

●煤煙や臭気が発生する施設

施設から煤煙や臭気が発生している場合、嫌悪施設に該当します。工場やごみ焼却場はもちろん、養豚・養鶏場といった畜産業の施設も例外ではありません。

 

●危険を感じさせる施設

ガソリンスタンドやガスタンク、危険物取扱工場、原子力施設など、危険物を取り扱っている施設は嫌悪施設に分類されます。また、建物自体に危険性はなかったとしても、暴力団事務所はトラブルに巻き込まれるリスクがあるため、嫌悪施設として扱われる点が特徴です。

 

●心理的に忌避される施設

騒音や臭気が発生しなくても、墓地や刑務所、葬儀場、風俗店といった心理的に忌避されやすい施設も嫌悪施設とされます。また、軍事基地についてはたとえ騒音が少なかったとしても、避けたがる方が多い傾向から嫌悪施設となるでしょう。

 

◎嫌悪施設が近くにある場合、買主への説明は必須

嫌悪施設が近くにあると、不動産の価格は低めに設定されがちです。また、売却自体は可能なものの、嫌悪施設が近所にあるならしっかりと明記しなければなりません。不動産の売主側には「重要事項説明義務」が課せられており、嫌悪事実の存在についてはしっかり買主に説明する必要があります。

 

仮にその義務を怠り、嫌悪施設の存在を隠して売却した場合、法令違反として罰せられるリスクが生じるでしょう。また、仮に売買契約が成立していたあとでもキャンセルされる恐れがあるため、事前の説明は必ず意識するようにしてください。

 

◎嫌悪施設が近くにある家を売るときのポイント

もし嫌悪施設が近くにあったとしても、不動産売却を諦める必要はありません。以下のポイントを留意しておけば、売却の可能性が高くなるでしょう。

 

●リフォームなどで不動産の資産価値向上

嫌悪施設が近くにあると、どうしてもその土地の価値は下落するでしょう。だからこそ、家の状態を少しでも良好に保ち、高評価を獲得する必要があります。劣化が目立つ状態だったり、築年数が古かったりするようなら、リフォームによる価値向上を検討してください。

 

●プラスポイントをアピールする

嫌悪施設はマイナスポイントと捉えられがちですが、何らかのポジティブな部分を見出すこともできます。たとえば、墓地が近くにあるなら「騒音が少ない」、大きな道路や駅が近いようなら「通勤・通学に便利」など、プラスポイントを積極的にアピールしていきましょう。

 

●更地にする

家自体の売却が嫌悪施設の存在によって難しいようなら、更地にする選択肢もあります。更地として駐車場などに転用すれば、嫌悪施設の存在もマイナスにならないでしょう。もし、家の売却に行き詰まっているようなら、有効な選択肢となるはずです。

 

●売却価格を低く設定する

たとえ嫌悪施設があったとしても、「安さ」を重視する買主であれば問題なく売却できるケースがあります。まずは周辺の相場を調べたうえで、それよりも安い価格で売り出せば、意外と早く買主が見つかる期待も持てるでしょう。

 

ここまで紹介したように、嫌悪施設であっても工夫次第で買主を見つけられる可能性があります。ただし、仮に買主を見つける自信がないようなら、不動産会社が直接不動産を購入する「買取」を検討しても良いでしょう。買取であれば、不動産会社と交渉するだけで速やかな売却も可能です。

 

◎嫌悪施設の存在に悩んでいるようなら、C-next不動産にご相談ください!

いわゆる「嫌悪施設」が近所にあると、「家を売りたくても売れないのではないか……」と悩んでしまうかもしれません。実際には、すでに紹介したようにポイントを踏まえた方法を実施すると、無事に売却まで持っていける期待が持てます。もし、それでも不安なようなら、愛媛県松山市のC-next不動産にぜひご相談ください。

 

愛媛県松山市に拠点を置くC-next不動産なら、不動産に関する経験と知識が豊富なスタッフが、悩みの解決に向けて真摯に対応いたします。嫌悪施設が近くにある悩みに対してもしっかりとサポートするため、売却を検討中ならC-next不動産までご連絡ください。

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