ラインでお気軽にご相談ください。

LINE

お知らせ・ブログInformation/Blog

2022/12/07

「親の家は相続しません!」松山市では可能?

「親の家は相続しません!」松山市では可能?

故郷に住む親が亡くなったことで、その不動産を相続する方もいるでしょう。しかし、すでに故郷以外に生活の拠点があるようなら、たとえ相続してもその不動産を持て余してしまうケースがあるかもしれません。場合によっては、相続した不動産が負担になる懸念もあることから、「不動産を相続したくない」と考える方もいるでしょう。そこで今回は、「親の家を相続しない」選択肢は可能かについて解説します。

 

◎「不動産の相続」によるデメリットとは

すでに自分にとっての生活の拠点ができあがっているにもかかわらず、新たな不動産を相続してしまった際、気になるのは「どのようなデメリットがあるか」でしょう。ここでは、不動産を相続することで生じるデメリットについて詳しく紹介します。

 

●相続税の支払いが必要

不動産相続において、まず注意すべきが「相続税」です。日本では法律において、一定額以上の遺産を相続した場合、相続税の支払いが義務付けられています。加えて、現在は「相続登記の義務化」についても国で議論が重ねられており、今後実現する可能性があります。相続登記には「登録免許税」「実費」などが生じるため、義務化がされた場合には少なくない負担となるでしょう。

 

●維持費がかかる

不動産は相続したら終わりというわけではありません。家を解体しない限り、以下のような維持費が発生し続けます。

 

・固定資産税

・水道光熱費

・外観、内装の修繕費用

・庭木、雑草、その他メンテナンス費用

 

そのため、まったく活用する予定がないにもかかわらず不動産を相続してしまうと、余分な出費が生じてしまいかねません。

 

●空き家化の恐れがある

不動産に定期的なメンテナンスを行わず放置していると、そのまま「空き家」となってしまう恐れがあります。空き家となった家には害虫・害獣が住み着くだけでなく、不審者による犯罪の温床となる危険性も否定できません。これらを原因として近隣住民に被害が出た場合には、持ち主の責任が問われることになるでしょう。

 

◎不動産の相続放棄自体は可能

不動産の相続放棄が可能かどうか、気になる方も多いでしょう。結論から言うと、不動産の相続放棄は可能です。ただし、放棄するためには以下の注意点を把握する必要があります。

 

●3カ月以内に家庭裁判所で手続きが必要

相続を放棄したいのであれば、不動産相続の事実を知った日から3カ月以内に、家庭裁判所で手続きを行う必要があります。

 

加えて、親に借金がある場合に利用できる方法が「限定承認」です。限定承認とは、相続の段階で資産と借金のどちらが多いか把握できていない場合に用いられます。借金などマイナスの遺産を清算し、財産が余った場合引き継げるというものです。いずれの選択をするにせよ、3カ月以内にこれらの手続きを行わなければ、自動的に単純承認したと判断されるので注意しましょう。

 

注意点として、単純な相続放棄は単独で手続き可能ですが、限定承認の場合は共同相続人全員による申し立てが求められるため、事前の準備を抜かりなく進めなければなりません。

 

●ほかの相続人への連絡

自分以外に法定相続人がいる場合、仮に相続放棄をすればその相続人の「相続割合」が増加します。また、同順位の法定相続人がほかにいなければ、次の順位の法定相続人に権利が移行されるため、もし放棄を決めたのであれば関係者への連絡は忘れずに行いましょう。

 

◎いったん相続したあと「買取」に出してみよう

不動産相続放棄を考えていても、手続きを面倒に感じたり親族の反対を受けたりすることで、なかなか踏み切れない方も多いかもしれません。その場合、いったん相続をしたあとですぐさま売却する方法もあります。場合によっては、大きな利益となることも期待できるでしょう。

 

もし、長期間不動産を保有する事態は避けたいのであれば、「買取」による売却がおすすめです。不動産会社が直接土地や物件を購入する「買取」であれば、短期間で現金化することが可能となります。もし、仲介売却に出してもなかなか買主が現れない懸念があるようなら、不動産会社に相談してみてください。

 

◎不動産売却でお困りの場合はC-next不動産へ!

すでに自分の拠点がある場合、「故郷の不動産を相続する」ことで負担が増加してしまうケースは珍しくありません。不動産の扱いをどうするかで、大きな悩みを抱えてしまう方もいるでしょう。仮に不動産を放置していると、空き家化することでさまざまなトラブルに巻き込まれるリスクも存在します。もし、不動産問題を解決したいと望むのであれば、不動産会社へ相談してみてください。

 

愛媛県松山市に拠点を置くC-next不動産には、不動産に関する経験と知識が豊富なスタッフが多数在籍。お客様が抱える相続問題に、真摯な態度で対応いたします。もし現在、「地元に戻る予定がないのに、親の家を相続してしまった」「地元の不動産が空き家化していて、状態が不安だ」という悩みを抱えているようなら、一人で頭を悩ませるのではなくC-next不動産までお問い合わせください。

戻る