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2022/09/05

松山市で家を売るなら、「物件状況等報告書」作成のポイントを押さえよう

松山市で家を売るなら、「物件状況等報告書」作成のポイントを押さえよう

不動産売買には大きく分けて「仲介」と「買取」の2種類がありますが、いずれにしても必要となるのが「物件状況等報告書」です。物件状況等報告書の適切な作成方法を把握していなければ、トラブルに発展するリスクは否定できません。スムーズな不動産売買を実現させるためにも、今回は物件状況等報告書の概要とポイントを詳しく紹介します。

 

◎物件状況等報告書って何?

物件状況等報告書とは、売却を予定している物件の状態について、説明する趣旨の書類を指します。こちらは不動産の売主側が作成するものであり、交付については義務付けられているわけではありませんが、重要な事項の告知については義務付けられている点がポイントです。

 

もし、仲介においてこの物件状況等報告書に不備があった場合は、後々買主側から契約不適合責任を問われてしまい、トラブルに発展する懸念が出てくるでしょう。そのため、物件状況等報告書作成の際には、可能な限り詳細を記入してください。

 

一般的に、物件状況等報告書には以下の内容が記載されます。

 

・給・排水管、基礎、バルコニーなどの老朽化の現状

物件の給・排水管、基礎、バルコニーの現状を記載します。具体例として、雨漏りやシロアリの発生、給・排水管の故障の有無が挙げられるでしょう。また、床や壁のひび割れ、破損などがあった場合にも、適切に記載しなければなりません。

 

・土地の境界確定の状況

物件状況等報告書では、これまでに紛争の有無があったかをはじめ、境界標、境界確認書、越境の有無などについて記載する必要があります。ただし、こうした事項を把握していなければ、正直に「知らない」と記載することも可能です。

 

・地域の申し合わせ事項や騒音などの近隣の状況

物件状況等報告書では、売却する不動産のみでなく周辺地域の情報についても記載が求められます。具体的には、近隣の建築計画、申し合わせ事項、環境に影響を及ぼしかねない施設の有無が挙げられるでしょう。また、騒音や振動、臭気、電波障害、火災、浸水の有無についてもチェックしなければなりません。こちらについても、把握していない場合にはそう申告することが可能です。

 

・マンションの場合、管理費の滞納状況などの管理組合に関する事柄

売却する不動産がマンションの場合、管理費・修繕積立金等の変更予定を記載する必要があります。さらに、自治会費等や大規模修繕の予定の有無、さらには管理組合集会での討議事項についても記載が必要です。

 

◎作成時のポイント

物件状況等報告書は不動産売買において重要な役割を担う書類であり、それゆえ作成の際は不備がないよう注意しなければなりません。ミスなく不動産売買を進められるよう、ここでは物件状況等報告書を作成する際のポイントをいくつか紹介します。

 

●時間に余裕を持って作成

物件状況等報告書は正確な記載が求められるため、まとまった時間が確保できる際に作成するのが望ましいでしょう。時間がないからと短期間で作ろうとすると、書き忘れが生じたりあいまいな記載が増えたりしてしまう危険性は否定できません。仮にミスがあった場合には、大きなトラブルに発展したり改めて作成し直したりするケースが考えられ、結果として膨大な時間を費やす事態につながってしまいます。

 

●土地や建物の不備も忘れずに記載を!

物件状況等報告書を作成する際は、老朽化などはもちろん雨漏りなどの不具合についても、正直に報告するようにしてください。無闇に隠そうとすると、後々不動産会社との間でトラブルに発展する恐れがあります。仮に土地や建物に何らかの不備があったとしても、「どのような対応が施されており、現状はどうなのか」についての記載があれば、不動産会社も適切な対応がとれるため問題とならない可能性があるでしょう。

 

◎買取だからこそ報告書の作成は慎重に

買取は仲介と違い、売主に契約不適合責任が生じません。とはいえ、物件状況等報告書に不備があった場合には、契約を適切に締結できない事態も想定されるでしょう。そのため、物件状況等報告書の作成には慎重を期す必要があります。売却先が不動産会社であったとしても、物件状況等報告書の作成は集中して取り組むようにしてください。

 

◎報告書作成にお悩みならC-next不動産へ!

ほとんどの方は不動産売買に慣れていないため、何をすれば良いかわからないケースもあるでしょう。物件状況等報告書についても、書類の書き方がわからず困った事態に陥る方がいるはずです。そんなときは、お客様に寄り添う姿勢を大切にしているC-next不動産までご相談ください。

 

愛媛県松山市に拠点を置くC-next不動産であれば、お客様の悩みに寄り添い、どのような質問に対しても真摯に対応いたします。物件状況等報告書の作成についても適切なアドバイスを実施するため、現在不動産売却を検討しているならぜひ一度ご連絡ください。

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